雑賀六字の城~信長を撃った男~(1)
元亀元年-天下統一を強行する織田信長が浄土真宗総本山・石山本願寺と激突。南無阿弥陀仏の大旗のもとに終結した戦国最強の鉄砲集団「紀州雑賀衆」であった。
雑賀六字の城~信長を撃った男~(2)
天正四年五月、双方が三万もの兵を挙げた大坂は住吉口での大戦は総大将・織田信長の被弾により織田方が一時撤退-七郎丸に撃たれた足を引きずり戦地・大坂を離れた・・・
雑賀六字の城~信長を撃った男~(3)
木津川の合戦にて織田水軍を撃破した雑賀衆。これにより石山本願寺を難攻不落とし、自らの天下統一を足止めする最大の対抗勢力が雑賀衆である…と皮肉にも織田信長に気づかせることなった…
拓馬の風(1)
武蔵国は幸手にて伸び伸びと育った少年・拓馬。しかし、隠された出生の秘密が明らかに!! 急遽、江戸のとある大身旗本の屋敷に向かうことに・・・
拓馬の風(2)
生まれつき身体が大きい上に父親が死んでから力仕事も全部してきた、おたか。男女とからかわれるおたかのコンプレックスを拓馬は克服できるのか?
拓馬の風(3)
酒田の町へ辿り着いた拓馬たち。出会った子供が大好きな佐登さんは日本一の大庄屋の本間様の養女。佐登さんは養父の本間様に想いを秘めているのをみかねた拓馬は・・・
セキガハラ
関ヶ原・慶長五年(1600)ここで天下分け目の合戦が行われた―この物語はその二年前から始まる―天下は豊臣秀吉の許に治まっていたが、秀吉は完全に耄碌としていた。そんな秀吉は、側近の三成にあることを相談するが…
武田信玄(1)
天文十年早春、甲斐の国。若駒・武田晴信は農民たちからの訴えで、父・信虎の非道な振る舞いを知ることとなるのだが・・・
武田信玄(2)
第四次川中島の戦いより八年前。晴信は長尾景虎(後の謙信)に対抗するため、相模・駿河との同盟を決める。しかし同盟結成は容易には運ばず…
武田信玄(3)
遂に信玄が上洛へ向けて動き出す。しかし長年患っていた労咳が再発。予断を許さぬ状況に家臣達は…
武田信玄(4)
既に古府中にも信長の間者が潜入していると睨む信玄は、山本勘助に部下の招集とその鍛錬を指示する。
武田信玄(5)
志磨での療養の後、息子義信の元を訪れた信玄だが、父の思いとは裏腹に義信との亀裂は深まる・・・
武田信玄(6)
今やその武勲が万人の認めるところとなった勝頼を、高遠城から躑躅ヶ崎の武田館に迎える事になった。それに応じて跡部と穴山の地位が逆転する。
剣客太平記
剣が強く情にもろい峽竜蔵は、剣術指南の看板をあげるも弟子は取らず、喧嘩の仲裁の礼金で糊口を凌ぐ日々・・・
化け物絵師ジュゲム~大江戸浮世草子~
絵師の寿限夢のところへ悪友の噺家・三遊亭円馬が、喧嘩が元で江戸を追われていた円桜を連れてやって来た。
孔雀王 戦国転生
大呪を負った退魔師・孔雀が戦国時代に突如として現れた。その風貌はやつれ自暴自棄の様子だが・・・
獣-シシ-
慶長元年、父親との確執から母の郷里に預けられていた十三歳の弁之助は異様な出で立ちで畏怖の対象だった。